2016年1月31日日曜日

「持てる若者」と「持たざる若者」の格差は、一生かけても埋まらない

持てる者.jpg

最近、ますます日本の格差の根深さを感じてしまいます。
『他の国の格差はもっと酷い。日本は未だ平等』という意見はもっともです。
しかし日本の『持てる者』と『持たざる者』の格差も相当大きいと思います。
経済学は私の専門外ですが、資本主義社会では歴史的にも全世界的にも「r>g」により格差は広がる仕組みになっています。そのことを、我々の身近にいそうな日本の二人の若者を例に、彼らの人生をシミュレーションをしてみたいと思います。

二人の若者の人生

①持たざる若者 裕福でない家庭。地方で育ち、上京して働き、家族を持った若者
②持てる若者  一般的な東京の家庭で育ち、東京で働き、家族を持った若者
 この二人の能力・努力・運は全く同じとします。

大学を卒業する為に288万円の負債を背負う「持たざる若者」

持たざる若者は、大学費用を奨学金でまかないますが、その返済額は総額288万円にも上ります。
※マイナビスチューデント『4割以上の人が活用した奨学金、返済額は平均288万、完済までは約16年』

奨学金に関する世論は『無計画に借りる学生にも問題がある』『そもそも全員が大学に行くべきなのか?』というものもあります。しかし私は、未だに学歴至上主義が蔓延る日本社会で、借金をしてでも大卒になっておきたいと思う若者の心理は妥当なものと思います。
ただその代償は非常に大きく、持たざる若者は288万円の負債を背負って社会に放り出されるのです。
一方、持てる若者は、自宅から普通に大学に通い、卒業して社会に出るのです。

この格差は、持たざる若者達の努力が足りないからとか、認識が甘いとかいう話では当然ありません。持たざる者として生まれた以上、一個人の努力で改善出来るような性格のものではないのです。

「持てる若者」は人生を謳歌し、「持たざる若者」は一生働く人生

次に持てる者・持たざる者の2人の若者の貯蓄格差を見てみたいと思います。

①持たざる若者 
若者は10年かけて奨学金を返済し終わり、家族が出来た為、33歳の頃、東京で3,000万円の家を購入します。その為、銀行から3,000万円を25年住宅ローンで借ります。年間返済額は147.6万円(月12.3万円)。
この場合、25年間で総額3,672万円の支払い、つまり利息は672万円も支払うことになります。
※フラット35HP「ローンシミュレーション」にて金利1.67%で算出

親の援助がない若者は3,000万円の持ち家を得る為に「3,672万円」も支払わなければならないのです。

②持てる若者
元々東京に住んでいて、そのまま東京で就職・家族を持った「持てる若者」は親から家を貰えることになりました。(親と同居、親の死後に相続を想定)
「持てる若者」は「持たざる若者」が奨学金を毎年返済している間、同額(28.8万円)を10年間、金利1.67%で運用して貯蓄し、総額320万円を貯蓄出来ました。加えて持ち家にお金を払う必要がないので、その分も貯蓄します。上のローンと同じ条件で25年間、毎年147.6万円を金利1.67%で運用して貯蓄し、総額4,610万円の貯蓄が出来ました。総額で4,930万円を貯金しています。

持たざる若者が35年間で奨学金「288万円」と住宅ローン「3,672万円」を返済している内に、持てる若者は「4,930万円」も貯蓄したのです。

二人の格差は広がる一方!定年時の金融資産は3倍の差に

①持たざる若者 金融資産3,030万円
持たざる若者は、奨学金と住宅ローンの「計3,960万円の借金」を完済し、60歳近くになってようやく本格的な貯蓄を開始しました。毎年200万円ずつ貯蓄し、年利1.67%で運用します。
65歳の退職時点で退職金2,000万円含めて「金融資産は3,030万円」
今後の年金制度も不透明な時代、持たざる若者の貯蓄は十分ではなく、65歳以降も働かざるを得ないのです。一生かもしれません。

②持てる若者 金融資産8,500万円
一方、持てる若者は60歳時点で既に「金融資産4,930万円」を所有しており、その後も複利運用で雪だるま式に貯蓄額が増えていきます。退職時点では、退職金2,000万円含めて「金融資産は8,500万円」。持たざる若者の3倍です
『持てる若者』は既に準富裕層に入っていた為、資産は複利運用で増え続けるのです。

二人の格差は老後も広がる一方で「持たざる若者」は「持てる若者」に一生追い付くことはありません。
二人は同じ能力で同じ努力をし、幸運の量も一緒にも関わらず、持たざる若者は一生かけて働き続け、持てる者は余生を謳歌するのです。


この格差は現実。受け入れるしかない。しかし・・・

この格差は、多くの人が実際に感じているものだと思います。
私に、この残酷な格差を改善する力は持っていません。非力です。
しかし、少しでも抗うことは出来るかもしれません。持たざる若者達をサポートする活動です。
私が出来る範囲で、持たざる若者達に、教育を、知恵を出来る限り早い段階で伝えたいと思います。




2016年1月30日土曜日

お金と時間は節約して大事に使うことを、子供に教える

HOBBY.jpg私はせっかちです。

歩くのも食べるのも早いし、待ち時間を極力なくすようにします。
仕事でも先に結論を言ってもらうように相手に伝えています。

時間を有効に使うことをいつも考えているからです。同じ考えの人も多いと思います。

我々が未だ20代の頃、妻に、常々私が考えていた「時間の節約には複利的効果がある」という自論を話したら、妻も同じ考えを持っていて妙に話が盛り上がった、
ことを今でも覚えています。

その時から我々は気が合うと感じました。

一方、子供達は、私から見るとダラダラしています。朝も起きてからダラダラとテレビを見ながらご飯をダラダラ食べて、ダラダラ着替える。(笑)

休みの日も計画性なくダラダラしています。

まあ子供とはそんなものなんでしょうけど、今から時間の大切さを教えておきたいと思っています。

【時間も金も複利で利いてくるから違いが出る】

貯蓄は複利で溜まっていく為、年利1%が10年後には大きな差になります。
良く言われることです。

時間を有効に使うことは、この「複利」の考えに良く似ていると、私は常々思っています。
一日のなかで、うまく時間をやりくりして、1時間分を確保出来たとします。
その1時間を何に使うかは人それぞれですが、例えば会社の仕事に役立つ資格取得に使う場合をとします。
一日1時間を確保して資格勉強を1年間つづけたら365時間分を確保出来たことになります。

【時間節約による複利効果の事例】

これを3年間継続すると、365時間×3=1,095時間を確保したことになりますが、その効果は
複利効果と同じような効果で、実は1,500時間分とか2,000時間分の効果があると私は感じています。

【1年目】365時間の勉強で資格を取得
     ⇒会社から資格取得給が得られるようになる。
【2年目】更に365時間を利用し、その資格の実務経験を積む。仕事の幅と質が向上。
     ⇒資格取得給に加え、仕事のパフォーマンスが上がったことから評価が上昇、給与が上がる。
【3年目】更に365時間を利用し、その資格の実務を極める。自分の市場価値が上昇、転職も可能に。
     ⇒資格取得給、給与上昇に加え、より有利な転職も可能なスキルを身につけられた。

極端な例ですが、「時間の節約効果は複利に似ている」という私の論拠はこういったことです。
時間節約で得られた余剰時間という資源を、資格取得・健康維持・趣味等に長期にわたって投入し、続ければ続けるほど複利的な大きな効果を得られると考えています。

「継続は力なり」という言葉には、継続することで、その力は複利的に大きくなるという考えが含まれていると私は理解しています。

【子供達に時間と金の複利効果を教えたい】

時間の無駄を省いて節約し、溜まった時間で好きなことや自分の身になることをする。これを早い段階で子供達に腹に落ちるように教えてあげたい。
これを早い段階で理解した人は、能力の身に付くスピードや金の溜まるスピードは複利的にアップすると思います。

私が、この考えに基づいて日々節約に徹しているかというと自信がないですが、常に念頭に置いて生きてはいるので、それだけでも違いはあると思っています。

お金と時間、大切に使います。

2016年1月28日木曜日

とうとう妻がダウンしました。いまやっと家事が終わりました。 

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今日も仕事の妻。朝から喉の調子が悪くしんどそう。
案の定、風邪をこじらせたようだ。

なので、今日も私が夕食を担当することにしました。
妻には先に風呂に入ってもらい、その間に、鶏肉のトマトソース煮とサラダを作りました。

鶏肉ソースはパスタに合えても良いし、おかずとしてご飯と一緒に食べても美味しい。
妻に教えてもらった料理です。

妻も「美味しい」といってくれて、全て平らげた後、今日はそのまま寝てもらいました。
後片付けも、ささっと終わらせて、後は子供達の勉強を見て終わり。

自分で言うのも自画自賛で恐縮ですが、なかなかの良き主夫ぶりでした。

【21:50】
ようやく全ての家事が終わりました。子供の弁当箱を洗って、空になっていた2本のお茶ポットにお茶
注いで冷蔵庫に入れました。夜中に喉を乾かした子供達が起きて、コポコポとお茶を飲むのです。
いま子供達も自分の寝床に入っていきました。

妻が毎日やっていることをたった二日間やっただけですが、妻を早く寝かせられたことの達成感が心地よい。やわらかな幸せを感じます。

それでは皆さんもおやすみなさい。

2016年1月27日水曜日

珍しく妻が疲れていたので、家事を分担する。

カレー2.jpg

いつも元気な妻。しかし今日は珍しく疲れていました。
それもそのはず。今日も妻のスケジュールは分刻み。

【妻の一日】
AM5:00  私と子供の弁当を作る
AM6:30  私と子供の朝食準備
AM8:00  家の掃除
AM9:00   会社に出勤
PM4:00   仕事が終わって帰宅。そのまま子供を習い事に届ける。
PM:6:30  夕食の準備 

ここで力尽きる・・・・既に妻は休憩無の13時間労働。ブラックですね・・・
 
今日は私が早く帰ってきたので、その後、妻と一緒にカレーをつくりました。
夕食後は家事を分担して、私が食器洗い、妻が洗濯をする。

そうしてやっと今の時間で妻は一息つけました。

私が妻に「ずっと働きっぱなしだね」と言うと、妻は
「ちゃんと手を抜きながらやってるから大丈夫よ」
って言ってるけど、そうは見えない。

ちょっと可哀そうなくらい忙しいので、もう少し私が家事をしてあげたいと思います。
しかし平日に私が家事をするのは現実的ではないし、既に土日は私が食事を作っています。

もう少し家事の分担は工夫してみたいと思います。


2016年1月26日火曜日

リタイア後 大学に行きたい

COLLEGE.jpg

私は5年後にリタイアして、やりたい活動に没頭します。
そのやりたい活動の一つに「大学」に行くことを加えたいと思います。
リタイア後について、こういう妄想をするのが一番楽しいですね。

【社会を経験した後に大学に行く意義】
私は理系の学部を卒業しました。正直、勉強熱心な大学生ではなかったと思います。
ただ大学は楽しく心地よい空間でした。
大学で学んだ知識は、私の場合は社会に出て非常に役立ちました。

一方、社会に出て会社に就職し、大学の専門性の延長上でキャリア形成を行ってきましたが、
だんだんと、真に自分の目指す方向と、少しずつズレが出てきました。

それは当然のことだと思います。18歳の高校生の時点で、社会のことも良く理解出来ていない中で
取り敢えず、大学の学部を選択するのです。その学部の中で、更に専攻を選択します。
そして21歳で就職するか大学院に行くかを選択し、就職先は自分の専攻の業界になります。
勿論希望してもその分野の就職先に行けないケースも多々ありますが。

つまり社会のことも、実際の仕事の内容も良く理解出来ないまま、(当時の価値観では)一生働く職場を
決定するのです。

そりゃあ、自分の思い描いていた仕事と、実際の仕事に違いがあって当然でしょう。
自分にはこの仕事に適正があると思っていたら、真逆だった場合も往々にしてあると思います。

なので、社会で10年・20年働いた後で、自分の適性や真にやりたいことをきちんと把握した上で
大学等で学び直すことには意義があると思います。

【40歳代で何を学ぶのか?】
今は2つの候補を検討しています。
■現在の専門と同じ分野の大学・大学院
 今の専門を学術的にも極めてみたいと思います。しかしこの分野はやり切った感があるので、
 直ぐに飽きてしまうかもしれません。慎重に下調べします。
■全く異なる分野の大学
 私は農業・漁業の第二次・第三次産業的な分野の学部がある大学を目指したいと思います。
 卒業してその分野に進む訳ではないですが、元々興味があります。

【入試について】
さすがに国立大を一般入試で目指すのはしんどいので止めます。
少し調べると、今では私立大学だとセンター試験の3教科の点数のみで個別試験なしで入れる
学部もあるんですね。

数学と英語は社会人になっても使っているのでおそらく大丈夫ですね。センター英語はTOEICの
スコアが代用出来るようになるそうなので、それなら英語は試験すら受ける必要がなくなります。

問題は理科ですね。これはきちんとやり直す必要があります。
図書館にこもってやり直すのも良いかもしれません。

また自分の専門と同じ分野を研究している大学院だと、その分野の論文が試験科目になっています。
これは勉強しなくても書けそうなので、一番楽かもしれません。

まあ、ちょっと調べただけなので、ゆっくりと考えます。




2016年1月25日月曜日

子供が作品コンクールで入賞して図書券をもらってきた

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うちの子どもが、ある作品コンクールに応募して見事入賞しました。
入賞の品として『図書券500円』をうれしそうにもらってきましたよ。

子供は、何の本を買うのか未だ決めていないそうです。
自分の作品が認められたという成功体験もとても大切です。そして入賞して商品を貰えた
ことも「自分の力で稼ぐ」ことに繋がる体験なので、これも良いことだと思います。

こういった体験をさせてもらえることはとてもありがたいことだと感じます。



2016年1月24日日曜日

ベランダを拡張する  長年の妻の憧れを叶える

今、持ち家のベランダを拡張する計画を立てています。

【妻は、ベランダの狭さに不満あり】
私の持ち家は以前の記事でも書いたように、分譲住宅市況が最も底だった2000年初期に建築されました。
当時の分譲住宅は、少しでも専有面積を大きく見せる為にベランダをコンパクトにして、その分を室内の面積に回す設計が多かったのです。私の持ち家もそうです。

購入を検討していた当時、私達が今住んでいる持ち家の他にもう一軒候補がありました。
そちらはベランダが広いタイプでしたが、値段がやや高かった為、最終的に諦めました。

しかし、主婦目線では、物干しや水洗い場になるベランダの広さは重要項目であり、妻は候補物件の方が気に入っていたのです。最後は私に任せてくれたのですが、妻の意見も叶えたくてどちらにすべきか相当迷いました。
しかし予算と交通利便性を重視して、今の持ち家にしました。

【現在の資産価値は「私の持ち家>諦めた物件」と逆転! でも妻は・・・】
たまたまですが、当時の私の決断は正しかったのです。
というのも販売時の実質価格は
「私の持ち家<諦めた物件」だったのが、今の実勢価格では
「私の持ち家>諦めた物件」に逆転しているのです。
持ち家の資産価値が高騰した理由は過去記事をご覧ください。

しかし妻は今でも、昔の物件に憧れを持っているようです。妻に資産価値の逆転を説明し、私達の選択は正しかったと説明しても、広いベランダへの憧れは変わらないのです。確かに狭いベランダを工夫して家族5人分の洗濯物を干すのは至難の業ですからね。

【ベランダをリフォームする】
そこで、ベランダをリフォームして拡張する計画を立てています。
広さ自体を広げることは出来ないので、室外機・物干し等の位置取りを変更して「有効スペース」を広げるのです。

■室外機をコンパクト化&位置変更
 これが一番の悪者です。室内からベランダに出る導線上に陣取っていて、布団等を持って出入り
 する際にやや干渉します。
 空調機も丁度、買替時期なので、新しいコンパクトな室外機に替えて、位置もベランダ奥の
 デッドスペースに変更。これでかなり有効スペースが広くなります。

■横引カーテン」を「縦型ブラインド」に
 ベランダに出るガラス扉の「横引カーテン」を「縦型ブラインド」に変更して、布団等を持って
 出来りする際の干渉をなくします。

■物干し&収納棚を自作する
 現在、物干し竿が、背の高い妻にはぶつかる高さにあります。また収納棚も床置きタイプなので、
 有効スペースを狭めています。
 そこでベランダ壁面の高さを利用した壁面収納棚をオーダーメイドし、且つ物干し竿を高い位置に
 変更します。洗濯・水洗いの備品・植栽等は全て壁面収納に収めて床面には何も物がないように
 します。

以上で、ベランダ床面を占有していた室外機や備品を一掃し、物干し竿も目線の高さより上に上げる
ことが出来て「ベランダ有効スペース」が広がり、ベランダ導線の干渉もなくすことで、出入り時の
ストレスも無くします。

この改修は大きな効果があると思います。ベランダ拡張計画が完了したら、妻の感想含めて報告します。


『富裕層』について考える②

富裕層に入る年代.jpg
※このマトリクスは精緻なバックデータに基づくものではありません。

以前の記事に続いて「富裕層について考える」その2です。

【どの年齢で富裕層になるかが重要】
才能あふれる経営者や、個人事業者、親の財産相続がある方達などを除けば、私達のような一般人が準富裕・富裕層に入れるとすれば、日々節約や運用に努め、65歳の定年時に退職金を得た時点だと思います。実際、日本の富裕層の80%は55歳以上の層というデータを見ました。
※プレジデントオンライン「普通の年収の人こそ富裕層の本流」参照
現在の55歳以上のシニア層はアクティブシニアという言葉もある位、活動的・意欲的な人が多いです。きっちり勤め上げた後に、65歳から自分の思い描いた生活をするというもの魅力的なライフプランです。
しかし私の場合は人生で最も心身が充実する40歳前半の今、自分の信念で活動する『生き方』をしたいと考えます。私のしたい活動は55や60歳から開始では遅すぎます。
幸運にも少し早い時期に富裕層になれるので、『富裕層』という強力な武器を持って、私はこのくだらない社会で活動します。

私は5年後にリタイアすると言っていましたが、リタイア後も活動するので、厳密には『リタイア』ではないことに最近気付きました。


【富裕層になって何をするのかが大事】

次に経済的・時間的な自由を手に入れて何をするのかが大事だと感じています。
私は、不公平な社会の中で、チャンスに恵まれない子供や若者達をサポートする活動を行います。
上から目線な物言いで恐縮ですが、私の今迄のキャリア・国家資格・小・中・高大学時代の経験、海外経験をフルに引き出し少しでもサポートできればと思います。チャンスに恵まれない若者を心身ともにタフで強かに生きていけるようサポートをしたいのです。
その準備を今しています。

【富裕層に入ることは目的ではなく、単なる『手段』でしかない】
このように自分の考えが纏まってくると、富裕層に入り、リタイアすることは、ゴールや目的・目標ではなく、協力な武器を手に入れるという「手段」だということが明確になりました。

今のスピードより早まる要因がない為、富裕層入りは4年後です。
その一方、4年間という短い時間で、リタイアに悔いが残らないよう今の仕事を完遂させられるかが気になります。


2016年1月23日土曜日

『良い妻・悪い妻』を語る前に夫の自分はどうかを考える

プレジデントオンラインで面白い記事を見つけました。少し古いですが。
「男を大金持ちにする妻、落とす妻」の法則です。
極端な事例ですが、読んでて面白いですね。今回も妻に記事ですが以前も同じような記事を書いたかもしれません。

【パートナーの健康を気遣わない夫婦って?】
しかしパートナーの健康を気遣わない妻や、夫の夕飯を作らない専業主婦なんているのでしょうか?
まあ、その段階に至るまでにお互いに葛藤があったのでしょう。

こうなると、愛情や安心感といった感情面でも、相互に支え合うという経済面でも一緒に暮らす意味がないですね。
私なんかも偉そうにいえる夫ではないですが、家庭円満なのは妻の度量の大きさがなせる技なのでしょう。

【妻は金銭面でストイック】
うちの妻は、間違いなく良い妻です。しかし若い頃ころの私がルーズだったこともあり、結婚当初は妻による『金銭面での締め付け』が厳しくて、息苦しかったことがあります。
結局、私が結婚3カ月でギブアップし、家計のヒモを緩めてもらいました。

結婚する前は何でも言うことを聞いてくれる女性だったのに、結婚して豹変したのか!と少し思いました。
実際には、あまりにルーズだった私の感覚を適正な生活レベルに強制適応させてくれたのです。

女性は門前払いという就職氷河期を彷徨い、なんとか仕事と収入にありついた経験を持つ妻。
やっと入った会社も激務の業界。社会の厳しさや危うさ・脆さを身をもって知っています。
貯められる時期は貯めておく、今では当たり前のことですが、若い私に教えてくれました。

妻の教育もあって、今では妻曰く『あなたの方がケチ』というレベルにまで成長しました。

『きちんと安定収入があるサラリーマン家族が全く貯蓄がない』という特集記事を良く見ますが、私もそのくちだったので、十分あり得る話だと思いました。

前回の記事で私は、良い時期に持ち家を購入した為、その後の家計が非常に楽になったとお話しました。
たまたまですが、その時期に持ち家を購入しようと提案したもの妻でした。

金銭感覚に優れ、強運を持った妻に感謝です。



『リタイア・ブログ』には有益な節約術が沢山紹介されている。

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※写真はTOYOTAホームページより引用

��年後のリタイアを目指す私は、他の方が書かれている『リタイア・ブログ』をよく拝見させてもらっています。ブログの節約術や収入増の手法をいくつか私も実践しました。
節約の為に大好きだった車も手放しました。私は日本車が大好きで、特にTOYOTAは車も会社そのものも大好きです。リタイア後に余裕が出れば、上の写真の『AQUA』を買い戻したいと思います。本当に世界に誇る日本技術が集約された良い車だと思います。

【リタイア・ブログは秀逸な節約教材】
例えば「SIMフリーのスマホ」等はニュースで知ってはいました。しかし私のような怠け者の人間には、節約になると解っていても、その一歩を踏み出せないのです。
親切な『リタイア・ブログ』では、購入・設定方法・評価が解りやすく書かれていて参考になります。節約の教材といって良いでしょう。

【リタイア・ブログを参考に実践した節約術】
私が、リタイアブログを参考に実践した節約又は収入アップの方策は次のものです。
①SIMフリーのスマホを購入
②車を売却 ※私は日本車が大好きで応援もしたいので、リタイア後は再購入するかもしれません。
③外食を減らして、自炊を楽しむ。
④ふるさと納税
⑤固定費の削減 ※新聞・課金制ゲームの解約等
⑥SBI証券・マネックス証券の口座開設
⑦IPOに挑戦


【節約術を実践した場合、5年後の正味の費用削減総額は?】
■月額の節約額
① 大手通信会社7,000円 SIMフリー1,000円 差額6,000円×3台(私・妻・子供)=18,000円
② 駐車場代25,000円 + 自動車税・保険6,000円 + メンテ・車検800円 + ガソリン1,200円
  = 33,000円 
③ 家族5人外食費6,000円/回 × 3回 = 18,000円
④ 御礼品を全て『第三ビール』を指定した場合 第三ビール100円/本×80本=8,000円
⑤ 購読料4,500円

合計①~⑤ 81,500円/月 の削減

■年額の節約額と5年後の費用削減総額

・年額の節約額        81,500円/月 × 12か月 = 978,000円
・5年後の費用削減総額    節約できたお金を全額年利1%で運用したと想定
               1年目 978,000円を5年間複利1%運用 ⇒ 1,027,888円
               2年目 978,000円を4年間複利1%運用 ⇒ 1,017,711円
               3年目   〃   3年間  〃    ⇒ 1,007,634円
               4年目   〃   2年間  〃    ⇒  997,658円
               5年目   〃   1年間  〃    ⇒  987,780円
               合 計             5,038,671円
                             
恐ろしい程の節約効果ですね。まあ私の家計がゆるゆるだったとも言えますが。でも以前に『家計の見直し』の専門家にチェックしてもらった際は、「節制された家計」という評価は頂いたのですがね。時間とともに緩くなっていたのでしょう。

【今後もリタイアブログは必ずチェック】
非常に有益な情報が多いです。節約や投資の雑誌(今月の特集は「サラリーマン副職術で1,000万!!」みたいな)のような特別な成功事例よりは、リタイアブログは身近で親しみが持てて、実践しやすいです。

今後もお世話になりたいと思いますし、私も少しは有益な情報を発信したいと思います。


2016年1月22日金曜日

持ち家は『運用利回り6%台』の商品であり、老後の『セーフティネット』

持ち家.jpg
※写真はイメージです。

私の持ち家はファミリータイプで時価5,200~5,500万円です。
生まれて初めて購入した大きな買い物で、恐らく終の棲家にするつもりです。静かな下町の緑豊かな住宅街。子育てがしやすく気に入ってます。

【購入時期】
当時はあまり考えずに、子供が大きくなった時期に購入しました。その時期が、たまたま住宅分譲市場の底値の時期だっただけです。私はつくづく幸運だと思います。
含み益が1,000万円以上あります。

【広さ・間取り】
元々4人家族用の間取りだった為、子供3人になった時、このマンションは手狭で個室も足りませんでした。しかし買替だと引越代や仲介手数料等の無駄な費用も発生するので、無理やり住んだままでリフォーム会社さんに工事をしてもらい子供3人分の個室を作りました。子供部屋はとっても狭いです。
勉強机とキャビネットを置いて、布団を敷くスペースがなんとかある程度です。でもそれで良いのです。

子供達も、自分の部屋は勉強と寝るだけの空間と割り切っていて、普段は広いリビングのソファーでじゃれ合っています。とても仲がいい3人兄弟です。狭い空間で肩寄せ合って生活するのも、子供達の価値観の形成の時期において良い経験だと思っています。一生の内、5人で暮らす期間も実はとても短いのです。
因みに私の書斎もとっても狭いです。

【価格高騰の理由】
ひとつは分譲住宅市況が回復して当時より新築・中古物件ともに価格が高くなっている為です。
もうひとつは近くに新線の駅が出来た為です。元々複数の路線が利用出来て便利が良かったのですが、更に新線が出来たお陰で、都内でも有数の交通インフラの整った住宅エリアになりました。

【家賃換算した場合の投資利回り】
私が持ち家の購入の為に支払った金額は、約4,200万円(金利含む)だと思います。
この持ち家を賃貸に出した場合の賃料は22~23万円/月です。
表面の投資利回りは約6%台になるということ、つまり配当率6%の商品を購入したのと同義ですね。
良い買い物をしたと思います。もう住宅の心配はありません。また築年数のよる資産価値の下落が少ないエリアである為、築30年の中古物件であっても、きちんと修繕・管理された物件は値段は下落していません。

※少し気になったので、私の持ち家のIRRを簡易計算してみました。
 ■前提条件■
  購入額     4,200万円(頭金1,000万円 ローン返済400万円/年×8年間)
  仮想賃貸収入   22万円/月
  賃貸支出     4.4万円/月(管理費・修積金・固都税)※修積金上昇・固都税下落は見込まず
  内装リフォーム  200万円/10年毎に
  仮想売却額   4,656万円(17年後売却。4,800万円迄下落と想定し仲介手数料3%を考慮)  

 ■IRR 6.38%■

 恐らく不動産経営をされている方から見ても悪くない商品ではないでしょうか。

IRR.jpg

【老後のセーフティーネット】
従って、老後に金融資産が心許なくなった場合、この持ち家を売却して現金化することも出来ます。
我々の田舎に2DKのマンションでも購入して引越しすれば、売却益2,500~3,000万円程度を手に入れることが出来ます。
ある意味、最後の拠り所・セーフティーネットですね。

2016年1月21日木曜日

現役社会人の昼は『弁当』がベストだと思う

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以前も書きましたが、私の昼ご飯は妻が作ってくれた弁当です。それとポットで持参したお茶。
私は仕事はさっさと片付けて早く帰りたいので、昼も仕事をしています。

【昼の1時間の重要性】
昼の一時間は貴重です。この時間をダラダラ使うのは本当にもったいない。
たまたま今日は、妻の弁当がなかった為、コンビニでおにぎりでも買おうかと、オフィスを12時過ぎに
出ると、エレベーターが混んでてなかなか来ない。コンビニも長蛇の列・・・・
買って戻るだけで10分はロスする勢いです。

途中で諦めて、昼はお茶と手元のお菓子で済ませました。

私は昼の時間に同僚・部下や後輩達と食事をする時も、予め彼らにも弁当を買って来てもらって、一緒に社内のカフェテリアでゆっくりと過ごすことが多いです。実際、外で食べるよりも、深い話をする時間が十分取れます。外のあわただしい混雑した飲食店の空間では厳しいと思います。

【その他、弁当の効果】
当然の話で恐縮ですが、弁当とお茶持参は節約になりますからね。
1,000円×23日×12カ月=276,000円/年
の節約は本当に大きいです。

そして妻の偉大さが解ります。朝早く起きて作ってくれる妻に感謝する気持ちが強くなり、
そのお返しに、週末は私がご飯を作るモチベーションになります。
その結果、外食が減り、更に節約につながると思っています。




車は手放したので、電動自転車が欲しい

電動自転車.jpg

子供も大きくなってきたので、ファミリータイプの自転車以外に、スポーツタイプの自転車が欲しくなってきました。妻が乗ることも考えると、このYAMAHA「Pass VIENTA5」が良いですね。

私達は3年前に自動車を手放しました。お陰で都心の高い駐車場代が節約でき、
支出が一気に圧縮されました。
今思うと住宅ローンを完済した10年前、車を手放した3年前に支出がグッと減った為、貯蓄スピードが加速したと思います。
交通インフラが整った都心では車がなくてもやっていけますが、雨天時に小さな子供を送り迎えする時などは車がないと不便です。酷い雨だと習い事にいけない時もあります。雨の中、子供を送り迎えするのは妻。
妻が一番シンドイのですが、その妻が率先して車売却を進めました。

さすが妻は筋金入りの倹約家です。




2016年1月20日水曜日

マネックス証券で外国株を購入します。

マネックス.jpg

本日、資金移動も完了し、マネックス証券の口座準備が何時でも購入可能な状態になりました。
外国株の研究が進んでいないので、直ぐには購入しません。

いわゆる配当貴族銘柄というものを物色して、現時点で割安なものを購入したいです。
ジョンソン&ジョンソンやシスコ等は、何となくなじみがあるので割安であれば購入したいですね。

今が買い時なのか私には見当がつきません。日本株も日経平均15,000円迄下がりそうな勢いだし、
米国株ももう少し自分で調べてみないと何とも言えません。調べても解らないと思いますが。

なので、銘柄も購入時期も細かく分散して投資します。

とにかく私の目標は、リタイア準備期間の間に
「配当率3%」で細かく分散投資した強固なポートフォリオを形成することです。




2016年1月19日火曜日

リタイアが決まり、仕事に充実感が出る。

最高峰.jpg

最近、時間が足りません。
外国株を購入する為、マネックス証券に資金を移動させたいのですが、その時間もありません。
リタイア準備期間に入った為、日中はやり遂げたい仕事が沢山ある為、時間が過ぎるのが早いです。

【時間がない。が充実感はある。】
今日も若い後輩達と製薬会社を訪問し、ヒアリングを行いました。
やる気に満ちた後輩達と行動を共にすると刺激を受けます。彼ら彼女達は眩しい位にイキイキしています。こういう若者達が日本に溢れかえるように、僕はもっと活動をしたいと改めて感じました。

今日一緒に行動したメンバーは全員、最高峰の学歴でした。全ての点において運が良かった人々の集まりと言えます。もちろん皆が人並み外れた努力もした結果ですが、努力が出来る環境に身をおけたこと自体が既に運が良いのだと私は思います。勿論、私も運が良かっただけであり、親に感謝しています。

今日はそんなことを感じた為、運や機会に恵まれなかった子供や若者をサポートしたい気持ちが強まりました。

午後もレポート作成に追われ、気付いたら終業の時間になっていました。
このレポートも若い担当者から私に依頼があって、私が専門分野の情報を纏めたものです。
この若者も毎日遅くまで残業して努力しています。少しでも私の知恵が役に立てば良いと思います。

【この充実感を感じつつ今の仕事に心残りがないようやり遂げる。】
最近は仕事に充実感を感じることが多くなりました。恐らく今の仕事に心残りがないように、やりたいことは全てやり切るつもりで臨んでいるからだと思います。またリタイア迄の時間も限られている為、一つ一つの業務が二度とやることがないと思うと、面倒な作業も感慨深く感じるからだと思います。

この段階に到達するまで時間がかかりましたが、心地よいと思っています。

2016年1月18日月曜日

詳細シミュレーションの結果

金融資産推移.jpg

��年後のリタイアに向けて、詳細なシミュレーションをしてみました。
最も蓋然性の高い「通常ケース」と、悪条件が重なった「ストレスケース」を
作ってみました。どちらのケースも共通して次のストレスをかけています。
・収入はかなり少なく設定
・支出も多め
・5年後のリタイア以降の収入はゼロ
実際はリタイア後も年収200万円程度はありますし、生活費ももっと圧縮できるので、両方ともにかなり安全を見たシナリオです。

【通常ケース:設定条件】
2016年当初の金融資産  5,000万円
リタイア後労働収入   なし
生活費         45万円/月 子供が一人巣立つ毎に▲2万円
教育費         100万円/年・一人あたり
運用利回り       50歳迄 1.5% 60歳迄 2.0% 61歳以降 1.5%
年金          67歳から受領
金融資産推移.jpg

私がリタイアする5年後が教育費が最もかかる時期に重なる為、2021年以降は金融資産が急激に減少し続けます。しかし子供の巣立ちにより教育費と生活費が一気に減少することで、金融資産の減少は緩やかになり、最終的には収入(配当金+年金)が支出(生活費)を上回り、金融資産残高が微増していくシナリオです。
現時点では最も妥当な想定ですが、公的年金をあてにしている点に不安が残ります。そこで最悪シナリオも次の通り立ててみました。これ以上悪化する場合は日本が崩壊しているに等しい為、想定するだけ無駄だと思います。

【ストレスケース:設定条件】
2016年当初の金融資産  5,000万円
リタイア後労働収入   なし
生活費         45万円/月 子供が一人巣立つ毎に▲2万円
教育費         100万円/年・一人あたり
運用利回り       50歳迄 1.0% 60歳迄 1.0% 61歳以降 1.0%
年金          年金財政の悪化により受領時期70歳に延期、金額も半額に迄減少
シミュレーション.jpg

蓄えは心許ないですが、90歳以降も生きられる計算です。
まあ、ここまで状況が悪化した場合は、おとなしく持ち家を売却し、私達の田舎でマンションを購入して移住し、その売却益3,000万円程を金融資産に充当して、最愛の妻にはゆったりと安心できる余生を送ってもらいます。
これだけのストレスケースでも十分豊かな生活が出来ることを証明できた為、妻も安心していました。

もう私は次のステップに移行する準備が整ったと言えます。
あとは実行のみです。このどうしようもない世界に抗います。


2016年1月17日日曜日

週末のご飯は私が担当

鯛飯.jpg

最近、週末のご飯は私が作ります。
夕食は鯛飯を作りました。塩焼きした鯛と、あわせ調味料を炊飯器に入れて炊くだけです。
クックパッドで調べてさくっとお料理。
あとはサラダと具沢山の豚汁を作りました。

鯛飯は、1杯目は普通に食べて、2杯目はお茶漬けにして食べました。
とっても美味しかったです。
ちょっと子供達には、大人向けの料理なので不評でした。

ちなみに昼は、野菜たっぷりのタンメンを作りました。こちらは子供達にも好評でした。

余り物で作ったので、節約にもなり、妻もゆっくり出来たと思います。
『週末ご飯は旦那が担当』はおすすめです。

『富裕層』について考える

富裕層.jpg
※出典 野村総合研究所

このブログでも何度か取り上げている「富裕層」についてです。
富裕層の定義で分かり易いのが、上の「野村総合研究所」の定義でした。
また内藤忍さんのブログでも詳しく解説されています。

【富裕層は毎年増えている】
野村総研の定義では、富裕層とは、株式・生命保険等の純金融資産(負債は差引く。不動産除く)が「1億円~5億円」層を指す。
富裕層(超富裕層含む)は日本に2013年時点で「101万世帯」もいるそうです。
そして富裕層は、年間で世帯数は24.3%増え、彼らの純金融資産総額は28.2%増加しているとのこと。
以前掲載した記事「私がリタイアする理由」でも述べた通り、富裕層は、働かずとも、価値を生まずとも更にどんどん富を増やし、更に情報を囲い込み、権力を持ち、強くなっていきます。
私はこのことに非常に違和感を感じています。

【自分の信念を貫く生き方には、少なくとも富裕層になる必要がある】
一方、私は自分の信念を貫く生き方をする為には、富裕層入りが大前提となることに気付きます。
①個人が自分の信念のままに生きるには、先ず組織的な制約を受けず、経済的・時間的に
 自由な状態を築くことが必要。
②その為には、早期に組織からリタイアする必要がある。
③安定収入がなくなるリタイア後も家族を養う為には、十分な資産を築く必要がある。
 家族5人の私には少なくとも『富裕層』同等の資産が必要になる。
当たり前の論理展開ですが、非常に重要なポイントです。
その為、私も『富裕層入り』を決めました。※現時点は準富裕層です。
その結果、私が嫌悪感を感じる『富裕層』に私自身も入るという自己矛盾が生じてしまいました。

【準富裕層の現在。様々な情報が入るようになる】
これは偶々かもしれませんが、金融資産が5,000万円を超え、所有不動産価値も5,000万円超となっている今、殆ど取引のない銀行や証券会社からの電話やダイレクトメールが多くなりました。
新たな金融商品の案内や、新規公開株の案内の電話等です。
また持ち家の売却や住み替え提案も多く受けます。

今迄、銀行等から提案された商品は、手数料が高く配当率が悪い酷い商品ばかりでした。しかし、最近提案を受ける商品は検討に値するものも増えてきました。
彼らも新たな顧客獲得の為に、エサとなる美味しい商品を私に提案しているのかもしれません。
購入パワーがある富裕層に優先的に廻している美味しい商品のおこぼれが、準富裕層になった私にも廻ってきているのかもしれません。

うまく言えませんが、このような社会の構図に嫌悪感を感じます。その一方、その構図の恩恵を受けようとする自分がいます。
モヤモヤした思いを胸に収めつつ、先ずは富裕層入りを目指します。4年後に達成の見込みです。


2016年1月15日金曜日

SBI債に応募しました 【追記あり】結果は・・・

SBI.jpg

SBI債に応募しました。
抽選なので、過度な期待はしませんが当たれば有り難い。

今の時代で1.42%(税引前)の満期1年という高利回りなので、有り難いです

最終的には、株価が割安な時期に、手元の資産を一気に高配当株に投資したいのですが、今はその時期ではないです。
それまでの間は、このような手堅い投資先に資金を預けたいと思います。

一方、日経平均が相当下がっているので、そろそろ仕込む時期が来ると思っています。
とても楽しみです。


【追記】
落選しました。やっぱり人気ですね。

2016年1月13日水曜日

妻について

最近、妻に関する記事ばかりで恐縮です。
妻は、私以上に倹約家です。

昼食も夕飯も、残り物を食べている。家族に炊き立てのご飯を食べさせて、自分は冷たい残飯。
あまりに可哀想なので、「そこまで節約しなくても」って言ったら、

「だって勿体ない!」と一蹴されました。

そういえば、彼女は若い頃から節約家でした。
知り合った頃は、私達はまだ20代前半でした。

富裕層のご子息・息女が通うことで有名な大学を卒業した彼女を初めて見た時、「裕福な世間知らずのお嬢様」と僕は思ったが、僕と同じ田舎出身の苦学生だったことを知って、一気に親しくなりました。

妻はいつも綺麗な格好をしていたが、あとで聞いたら、信じられない位、身なりに金をかけてない(かけられない)貧乏社会人でした。就職氷河期を生きた 私達は金銭感覚はシビアにならざるを得ませんでした。今の若者も私達と恐らく同じかそれ以上でしょう。

妻は高身長でスタイルがよく、バリバリ働いていたので、動きやすく、体のラインが見えるフィットした服を好んで着ていました。だから、高価な服でなくても、健康的でセンス良く見えたのだと思います。

妻の外見は、目立つタイプでしたが、話上手で気さくな女性でした。
なので、妻が出席した飲み会の後は、彼女の電話にはひっきりなしになし御誘いメールが入っていました。
僕は、そんな妻に嬉しい反面、やや心配な気持ちになりました。

そんなときは、私は妻に

「3,000円のワンピースで、よくもてるね。」

と妻をからかったものです。
実際、妻がショップで安物の服を試着したら、ビックリするほど素敵な服に見えました。
それを見て唖然とする、日本人的体型のアパレル店員さんが可哀想になる。
妻は身長168㎝で股下87㎝というモデル体型なので仕方ないのだが。

妻は、前回の記事でも書いたように、毎日、私や子供の弁当を作ってくれます。
私と一緒で無駄な旅行は好まないし、洋服や鞄・靴も欲しがらない。でも全然、気にしていないようです。
自分の収入も全て家計に入れている。

いまでも、3,000円程度の服と、5年以上前にアウトレットで購入したブランドバックしか妻は持っていない。

でも、彼女にはとても似合っています。



2016年1月12日火曜日

平日はお金を1円も使わない。

三連休明けの会社。
やるべき仕事をサクサクとこなせたので満足。いつもこうだと良いですが。

私のお昼は妻の弁当。飲み物もポットに入れた温かいお茶。仕事中もこのお茶を飲んでます。
なので、平日の昼食・ドリンク代はゼロです。

妻が毎日、早く起きて私と子供達の弁当を作ってくれます。
大変な手間ですが、その分、節約効果もすごいです。

私は都心で働いているので、ランチは1,000円近くもします。しかも混みます。
私はマネジメント層なので、残業代は出ない分、労働時間は自己の裁量に任されています。

なので昼の貴重な一時間を毎日ランチで潰す人達の気がしれません。同僚や部下とのコミュニケーションの時間と捉えても、週1・2回で十分でないでしょうか?

因みに、ランチ+ドリンクで1,000円/日で計算すると、
1,000円×23日=23,000円/月⇒276,000円/年の削減です。

妻はホントすごいですよ。しかも自分も収入があって、家事もこなす。

その分、週末は私が家事を少しやるようにしています。昼と夕食は私の担当です。
少し離れた人気の格安スーパーに行って、私の弁当含め一週間分の食材をどっさり購入します。

そして、土日は、外食をしなくても満足出来るように、美味しい料理を作ります。
しかし子供達からは不評の時があるので、マダマダ修行中です。

土日に妻に代わって料理を担当するのはお勧めです。
自分の時間を有効に使えるし、妻も感謝してくれます。空いた時間で二人で出かけられれば良いのですが、未だ小さな子供がいるので、それは無理です。
まあリタイアする5年後は二人での外出も出来そうなので、その時の楽しみに取っておきます。

2016年1月11日月曜日

リタイア後の活動② キャリアを活かした活動を個人で継続する

前回の記事「リタイア後の活動①」に続いて、5年後のリタイア以降の活動について、自分の考えを整理する意味でも具体的に記載します。但し、個人の特定を避ける為、業務内容は敢えて曖昧にしています。

【現職のキャリアと国家資格を活かした監査】
私が現在、会社で担当している仕事の一部は、個人でも行うことが出来ます。
私が若い頃に取得した国家資格の独占業務(監査業務)です。これを、リタイア後に、個人で(又は法人化の上)忙しくならない範囲で引き受けるつもりです。
その監査業務は季節労働なので、一年の内、合計3・4カ月は多少働く必要がありますが、それ以外は纏まった仕事がありません。全くないわけではないですが。

但し、私も実際に独立して監査業務を行った経験がない為、多少、憶測が入ってます。
このリタイア準備期間の5年間で、知り合いからもう少し状況を詳しく確認します。

【同業の若手を育成し、若手から刺激を受ける】
私は、この国家資格の仕事を、既に今の会社で20年超にわたって経験しています。自分としては、この仕事に全身全霊で没頭したつもりなので、自分はこの分野のスペシャリストだと自負しています。
なので、リタイア後は、私の得意分野に関して、同業の若手を育成していきたいと思っています。
偉そうに「若手の育成」といっていますが、私は今まで会社に所属して仕事してきた訳ですから、独立した場合は勝手が違うと思います。なので、逆に既に独立して頑張っている若手から教わることも多いと思います。それもまた楽しみです。


リタイア後の活動①

私は5年後にリタイアします。
リタイア後の活動について、自分の考えを整理する意味でも具体的に記載したいと思います。

【リタイア後の活動① 機会に恵まれない日本の子供達をサポート】

■日々の勉強とスポーツの機会を提供する

様々な事情を抱え、勉強やスポーツに専念出来ない子供達を直接・間接的にサポートします。
私は大学時代、小中学生にスポーツを指導する活動もしていた為、スポーツ指導者の資格を持っています。今でも細々と学生を指導しています。
リタイア後は、この活動を拡大します。公共施設を借りて、出来る限り希望者を受け入れて指導します。
月謝は場所代程度です。そして事情がある家庭の子供達には負担のない範囲で参加できるようにします。
そして練習後は私の時間が許す限り希望者に対し、握り飯を一緒に食べつつ、学校の補習・試験・受験勉強のサポートをするつもりです。
私は学生時代、小中高の塾講師と家庭教師をしてきました。今も自分の子供達を教えています。

■少しでも教育・体力格差をなくす。出来る範囲で。
この活動により、様々な事情で、十分な教育やスポーツの環境を得られない子供達をサポートし、身体と精神と学力を鍛えてあげたいと考えています。
もちろん生易しい活動ではないし、出来れば見たくない現実にも直面すると思います。でも、この世の中の不平等や、生まれの格差を無くす活動を少しでもしたいのです。
だって、そんな残酷な現実が許されるはずがないと私は思います。
生まれた時点で格差があり、既に勝負がついている世界なんて残酷だと思いませんか?
Wikiの日本の教育格差を見ると、日本の現実を突きつけられて気分が悪くなる。

■私の活動に賛同する仲間と一緒に
これらの活動は、既に私自信や知人が実行している内容です。時間さえ出来れば、直ぐに活動時間を拡張出来ると思います。『リタイア準備期間』に入った今から、少しずつ拡張していきます。

この活動が軌道に乗れば、援助してくれる団体や企業が出てくるかもしれません。皮肉的な言い方ですが、「美しい活動」なので、援助のし甲斐があるからです。CSR活動成果の欄に書く材料を探している企業も多いのです。しかし、そういった趣旨の援助であっても、援助には違いありません。有り難くサポートを受けて活動を盤石なものにしたいと思います。



2016年1月10日日曜日

マネックス証券で海外株を購入する

マネックス.jpg

様々な高配当株への分散投資を行うべく、日本株だけでなく米国株等の外国の個別株も購入することにしました。
手数料の面で有利な「マネックス証券」で購入することにします。

最近は、ジュニアNISA口座を開設したりと、新規口座開設が続いています。
めんどうですが、こういうことを怠っていると、どんどんチャンスと時間を逸してしまいます。

忙しい毎日ですが、少しでも時間を見つけて5年後リタイアの為に、準備を進めます。

2016年1月9日土曜日

配当利回り3%のポートフォリオを確立したい。

リタイアする5年後の2020年時点で、私の金融資産は1億円強になります。
この金融資産を5年間でどのように投資するか、投資戦略をきちんと立てておく必要があります。
お気楽な空想にすぎませんが、今から、楽しいリタイア後の配当金生活を夢みたいと思います。

【教育費・生活防衛費2,000~3,000万円は手元資金】
リタイアする2020年以降もまだまだ子供達の教育費が毎年かかります。
教育費と生活防衛として2~3,000万円は手元資金として定期預金で預けておきます。

【残りの1億円は高配当銘柄に】
残りの金融資産1億円全てを、高配当の日本・外国株・REIT等に幅広く分散投資して平均運用率が『3%』を維持出来たとしたら、配当収入は『300万円/年』になります。

【リタイア後の生活費は500~550万円/年】
リタイア後の家族5人の生活費は500~550万円/年を見込んでいます。※教育費は別途
私は持ち家(ローン無)がある為、もう少し生活費は削れると思いますが、今後のインフレ率・健康保険等増額も考慮して高めに設定しているつもりです。

【リタイア後の活動と収入】
①リタイア後の私の活動と収入は以下の通り
・国家資格とキャリアを活かしたフリー活動   0~250万円/年
・日本の子供達を支援する活動           収入ゼロ
②その他の家計収入
・妻の収入                    50~60万円/年
・アフィリエイトその他              0~10万円/年
③税引後配当金収入(上記の300万円×0.8)        240万円/年 

合計①~③             290~560万円/年

【元手の1億円を減らさずに生活費を捻出出来る可能性がある】
以上の夢プランが実現すれば、年間生活費500~550万円/年に対し、最大収入560万円/年があり、元手の1億円を減らさずに生活出来ます。また子供達が巣立っていけば、生活費は一人あたり▲24万円/年が減って行く為、ぐんと楽になります。

以上が、楽しい空想プランです。今、私は5年間の『リタイア準備期間』に突入しましたので、このようなリタイア後の計画を空想するが、非常に楽しい時間です。

その一方、本当に配当利回り3%の分散ポートフォリオを構築出来るのかが現実的な課題です。相当難易度が高いと思います。
現時点で3%を超えている投資先は、たったの三井物産200株のみです。投資額は30万円にも達していません。

まあこれが現実です。色々な先輩達のブログを拝見し、専門家の助言も頂きつつ、高配当ポートフォリオを構築したいと思います。日経平均もまだまだ落ちていくでしょうしし、米国株も軟調なので、仕込むのには良い時期だと思っています。






三井物産株を追加購入しました。

三井物産.jpg
三井物産株を1,395円で100株追加購入しました。
その後も株価は落ちているので、一旦様子見します。
また底打ちしたと思ったところで追加購入します。800株ほど長期保有します。

素人分析で恐縮ですが、今の物産株はPBRやPERや過去のチャートをみると割安だと思います。

高配当株を焦らずに安価な時期を狙って、5年間の内に、様々な業種、外国株で分散して仕込んでおきたいです。




2016年1月8日金曜日

新生銀行 渋谷フィナンシャルセンター記念 キャンペーン金利1%

新生銀行 1%.jpg

新生銀行の渋谷フィナンシャルセンター記念キャンペーン金利1%が始まる模様。
模様というのは、いま新生銀行のホームページを見ても「お知らせ」が見あたらず、確認が取れない為です。
なので直接問い合わせしてみようと思います。

尚、私は、丁度、東京スター銀行のキャンペーン定期が満了となるので、こちらに切り替えます。
妻も余剰資金があるので、2人分で500万×2人で申し込みする予定です。

2016年1月7日木曜日

家族がいると、無駄な「時間潰しの出費」がなくなる。

以前、このブログで掲載した記事『1人より2人で資産形成した方が効率的だと感じる。』と良く似た私の持論です。

先般の記事の概要は、
「お金・節制・生き方等の価値観が合うパートナーに出合えれば、2人分の能力・アイデアで生活することでき、家計全体の収入向上・経費削減に繋がって効率的」
という、私の持論でした。

今回も結局、論拠は同じなのですが、家族がいれば、
『家族の人数分の人生のイベントを皆で共有体験』するので(嫌でも)、濃厚な時間を過ごせて『暇を持て余すことはない』
ということです。その理由を以下に記載します。
但し、これも全て、私が恵まれた環境にいるから享受できているのだと感じています。子供に授かったこと、妻が専業主婦になれたこと、私の両親が健在であること等々。
だからこそ、早くリタイアして、日本の子供達をサポートする(それは子育て世代をサポートすると言い換えられると思います)活動に移行したいのです。

【子育て繁忙期は0~3歳のみ】
私も若いころは、自己啓発や自分の趣味に時間を取りたくて、子供がいると時間がなくなると思うタイプでした。実際、3人子供がいて自分の自由時間が減ったのは事実です。

ですが、自由のない期間は、長い人生の中で一瞬です。本当に一瞬でした。
自由のない期間は、最初の子の「0~3歳迄」だけです。
但し、私の場合は恵まれていて、妻が専業主婦になったことが大きいです。経済的な問題、また妻のキャリアへの拘り等によって、専業主婦という選択肢がない場合、まったく違う感想になるでしょう。

【子育て繁忙期でも好きなことは出来る】
子育て繁忙期の3年間も、工夫をすれば、自己啓発や自分の趣味も出来ると思います。
私は、国家資格所得の為に予備校に通いたかったのですが、その時間が取れない為、不安もありましたが、通信講座+スクール模試にしました。妻と交代で子供の相手をしつつヘッドフォンで授業や英語を聞く位の時間はありました。

そうやって、子育て繁忙期が過ぎ、幼稚園に入ると時間の制約は一気に減少します。
かわって、成長度合い、習い事、子供同士の問題等での気苦労が増えていきますが、時間的制約はぐっと減ります。そして自分の『遊び相手』になってくれます。

【子供達のイベントは親も興味深い】
小学校に入ると、様々な学校行事・習い事への参加等が増えてきます。これらは原則自由参加なので、自分の都合に合わせて参加が出来ます。

25年も昔に通った小学校という施設に、また足を踏み入れた時、とても不思議な感覚にとらわれました。懐かしい、様々な思い出が頭に浮かびました。
運動会・発表会・授業参観・卒業式等盛りだくさん。全てが楽しい訳ではないですが、子供の頃を思い出させてくれる懐古的なイベントが多く、私には興味深いものが多いです。

【子供達と遊ぶ場所はほぼ無料、帰省がメインイベント】
土日は子供を連れて、近くの公園・アスレチック・プール・夏祭り・子供映画・町内会の習い事に参加するだけで、子供も自分も十分楽しめます。殆どが無料ですし。
子供の勉強も見なくてはいけませんが、これが懐かしくて結構楽しかったりします。難問を解くと子供から尊敬される点も良いです。

夏休みや年末年始の休暇は、お互いの実家へ帰省です。交通費はかかりますが、宿泊代はなし。
食費も掛らず、子供達もおじいちゃんおばあちゃんに会えて大喜びです。

そうやって豊かに過ごしていると、『無駄な出費』は殆どなくなるのです。

ここでいう無駄な出費とは、時間に余裕がある為に、娯楽・レジャー・旅行・外食等に費やす費用のことです。私の周りを見回しても、時間を自由に使える人は、ちょっと失礼な言い方で恐縮ですが、「暇つぶしの費用」をかけていると思います。彼らが『海外旅行』に毎年行くのも、心の底から行きたい訳ではなく、家に居てもしょうがないので半ば暇つぶしで行っていると思います。

私も、子供に本当に経験させたい旅行や生活の為であれば、相当な費用をかけます。
教育費もふんだんにかけます(もちろん割引制度は全て使うし、やる気が見えなければ辞めさせる)。
今後、子供が留学したければ私が再び働いてでもさせます。

それらは、彼らの将来の為になる経験ですので、有意義な出費だと思います。
その代わり、単に「楽しかった」だけでは駄目です。楽しいことは学校や家の周りの環境で沢山あります。
旅行や海外での生活には「刺激を受けた、もう一度行って○○を更に経験したい」といった次に繋がる体験をしてもらいたいと思います。

今回も纏まりがないですが、家族がいることで、私の毎日は、無駄な時間もなく充実しているし、新しい目標も見つかりました。勿論、家族が増えれば食費や教育費の負担は大変ですが、費用対効果を考えると、自分たちの人生を豊かにしてくれる効果の方が遥かに大きいと、私は思います。

2016年1月6日水曜日

私がリタイアする理由。『どれだけ取り繕っても世界は不平等』なことに気付いたから。

私もセミリタイアする理由を記載したいと思います。

今思えば、私は世間知らずの青年だったんだと思います。
私は無宗教ですが、常に「誠実に生きていれば必ず報われる。」と信じていました。
そして、この社会は公正で崇高(今あらためて文字にすると滑稽ですが)なシステムの下で調和が保たれていると信じていました。
日本が先の戦争に負けたのは当時の軍の凶行がもたらした因果応報である、そして昭和の日本の復興は、当時の世代のピュアな勤労の賜物だと信じて疑いませんでした。もちろん間違いではありませんし、一部は真理でしょう。

しかし、世の中は、世界はそんな澄み切ってもいないし単純なものではない、ということをつい最近まで知りませんでした。
実は40歳を過ぎた今でも未だ心のどこかで「誠実に生きれば必ず報われる。」と信じています。
今でも誠実に仕事をして、何らかの価値(生産する・サービスを提供する等)を生み出している人こそが尊敬され、豊かな生活を送る権利があると信じたいと思っています。

しかし、皆さんは既に知っている通り、この考えは真実ではありません。

世界レベルで見れば、私利私欲に満ちた先の大戦の勝敗が、現在も世界の既得権益として固定されたままです。各国レベルで見れば、ピケティ理論が示すように、既得権益を持っている人間は、何の価値を生まなくとも雪だるま式に富は増えていく構図が出来あがっています。

そういった構図の中であっても、日本は未だ公平な国だと信じていたいです。
しかし昨今の状況をみると、残念ながらそうではないですよね。


既に子供の頃の教育・経験・生活環境で、追い付けないほど圧倒的な差が出てしまう国だと思います。

私は片田舎で育ちましたが、教育熱心な両親のお陰で十分な教育を受けられました。
それでも上京した際、恐らく私と同程度の能力の人間と比較して、知識や経験で「差」を感じました。
能力は同等です。しかし彼らは東京の利便性を享受して育っており、知識・地縁・人脈・経験等の差は歴然で、私が追いつくのに相当な時間を要しました。
この差に加え、もし十分な教育を受けられていなかったらと思うとぞっとします。

言い尽くされた論点で恐縮ですが、この国は、世界は、生まれ育った環境で既に持つものと持たざる者の格差があり、財産だけでなく教育・知識・経験の機会迄もが持つものが子に『相続』していくのです。個人の努力では到底追い付けない格差。それは非常に優れた者が、運よく授かった優れた子・孫数に資産を相続し続けて、ようやく追い付けるほどの差。そんな格差が普通に存在する。

そして皆さんもご存知ですよね? 富裕層は、僕らがあり付けない有利な投資先を独占していて、その余りだけが僕らに廻ってくる。僕達が一生懸命頭を下げて働く間、富裕層は労働せずとも金が金を稼ぎ、更に知識や経験を積み、最先端の医療を受けて健康的な生活をし、更に強くなっていく。


私が40年間、日本の社会や海外で活動した結果、ようやく理解しました。私は絶え間なく努力し、たまたま強運もあり、客観的には最難関レベルの学歴・職歴・資格を得て、今はそこそこ恵まれたポジションに到達しました。ですが、いろいろなヒエラルキー(敢えてこの言葉を使います)を経験するほどに、社会の歪みがはっきりと見えてきます。持つもの・持たざる者、経営層・労働者、発注者・受注者、上司・部下、教育と職の相続、健康・・・・ 

そして、理解したことが、

世界は平等ではなく、誠実に努力すれば報われるほどピュアでもない。
それを理解した時、私の価値観は大きく変わりました。


まず私の行動規範であった「勤勉・勤労」という言葉は、もはや熟語として成り立っていないと気付き、愕然としました。

そうなると、社会に対する怒りに似た感情がわき、自分が正しいと思う生き方をすることにしました。
それが現時点の私です。完璧にバランスを取ることは出来ないまでも、公平・誠実な生き方です。
この不器用で損な生き方を貫くには、いろいろな摩擦もあり、あきらめざるを得ない交流も多かったです。また、自分を価値を高め、強くする為に国家資格を取ったり、業務スキルを磨いたりもしました。
お陰で今は自由です。

そして、これから、次の段階に行きたいと思っています。
それは自分が出来る範囲でいいから、不平等の世界で潰れかけている日本の子供達をサポートする生き方です。個人レベルでそんなことしたって、偽善や自己満足にすぎないことも理解しています。
でも、この救いようのない世界に少しでも抗いたいのです。

それには私は、今以上に社会的・経済的に自由で強くならないといけません。

その為に、私はこの「リタイア準備期間」で体制を整え、リタイアします。

2016年1月4日月曜日

三井物産株 1300円台を狙う。

三井物産.jpg

日経平均は変動が大きくて、私のような素人には良くわかりません。

でも、昔から欲しかった三井物産株も1,400円台を切りそうな予感です。

このチャンスを逃さずに、指値で売り注文を入れておきます。

既に1,450円で100株所有済みなので、1,300円台でもう100株購入出来るとうれしいところ。
高配当株を長期保有出来れば、有り難いです。


資産状況 2016年1月

現時点の資産状況を記載します。
時系列で資産状況を把握しておきたいので、定期的に資産状況を
掲載していきます。

持ち家   あり 
ローン   なし
定期預金  29,350,000円
個別株   6,120,000円
投資信託  3,540,000円

※上記の他に、家族名義の金融資産(1,000万円強)あり

【金融資産 推移】
2012年中間 1,800万円
2012年末  2,300万円
2013年中間 2,750万円
2013年末  3,000万円
2014年中間 3,200万円
2014年末  3,450万円
2015年中間 3,650万円
2015年末  3,900万円


2016年1月3日日曜日

1人より2人で資産形成した方が効率的だと感じる。

現在、家計には約5,000万円の金融資産があります。

私が、運よく資産形成出来たのは「タイミングが良かった」ことが一因だと思います。
たまたま良いタイミングで子供に恵まれ、よいタイミングに家を購入し、日経株価が大きく回復するころに株を仕込むことが出来ました。
私が家を購入した2001年前後は住宅市況が底だった時期です。購入した持ち家は1,000万円以上の含み益があります。※2016年1月時点
また近隣に新線が出来た為、エリアの不動産価値が高騰している為、今後も値上りこそあれ、大きな値崩れはないでしょう。一生この持ち家で暮らすつもりですが、万一困窮した場合のセーフティネットになります。

しかし、それ以上に大きいのはパートナーである妻の活躍だと思います。以下にその理由を記載します。

【複数の収入源を確保】
妻は子供が出来てから専業主婦になりましたが、元々は厳しい業界の正社員として働いていました。
その為、コスト意識が非常に高い人です。きっちり家計を守りつつ子育てをし、子供が全員小学生になったら働きに出始めました。

ダブルインカムになった為、目に見えて収入が増えたこともメリットですが、それ以上に私が万一働けなくなった場合のリスクヘッジとなる点が大きいです。精神面での大きな支えになります。

【無駄な出費がなくなる上、生活が豊かになる】
また、私の自論で恐縮ですが、パートナー・子供がいると、無駄な出費がなくなり、生活が豊かになると思います。

妻とは、夕食時や土日は、家で酒を飲みながら、色々な話をします。お互いの仕事のこと、子供のこと、妻の友人たちのこと、非常に興味深いし、腹を抱えて笑える出来毎が多いです。妻の話術によるところも大きいですが、これはお互いの価値観が合っているからでしょう。
子供たちの学校イベントや出来毎等も、日々盛り沢山です。勉強を見てやるのも、結構時間が必要です。

そうやって一日を、一カ月を、一年を過ごすと、娯楽・レジャー・旅行・外食などに時間を費やすことがなくなってしまいました。わざわざ、それらに費やす時間が勿体ないというか、時間がないのです。

また、最近は休日に私が料理を作ることにしています。妻を休ませたいというのもありますが、外食を減らしつつ美味しいものも食べたいという欲求による処が大きいです。
妻も手伝ってくれるので、二人でキッチンで食事を作るのも非常に興味深く楽しいものです。また一人で5人分の料理をちゃちゃっと作る妻の偉大さもわかります。

【多様な情報を入手出来る】
私一人より妻と二人でいるほうが、幅広くて精度の高い情報が入ります。資産運用・節税に必要な、経済・社会全般や地域の情報は、中年男性の私一人の情報網では量・範囲ともに限られます。
女性の情報網が加われば多様性が出来ています。
言い古された言葉ですが、Diversity(多様性)は、何も企業に限った話ではなく、家計でも言えることです。
実際、妻が収集した情報で始めた資産運用でもかなり儲けることもできました。

話にまとまりがなくなってきましたが、価値観の合うパートナーが得られれば、収入面のプラスは勿論、コストを抑えて豊かで満足のいく生活を過ごせると、私は考えています。

ジュニアNISAを3人分申し込んだ。

ジュニアNISA.jpg

SBI証券でジュニア口座を開設します。
子供3人分なので、申し込みだけでも結構大変です。
でもめんどくさがらずにやらないと勿体ない。

このジュニアNISAはきちんと制度を把握しとかないといけないですね。
※以下の表はSBI証券HPより引用です。
NISA 概要.jpg

つまり子供の教育資金作りの為の制度であること。
特に「子供が18歳になるまでの間は払出不可」をきちんと認識しないとダメですね。
尚、年間・子一人あたり110万円迄は贈与税はかからないので、
気にせず、私の口座からジュニアNISA口座に毎年80万円×3人分を振り込んで長期運用する予定です。

私の家は、既に一人あたり1,000万円の教育費を積立済みですが、このジュニアNISAを活用して少しでも子供の為の教育費を稼いでおきたいところです。

SBI証券HPのジュニアNISA概要が、分かり易く書いているので是非ご確認を。

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