2016年1月7日木曜日

家族がいると、無駄な「時間潰しの出費」がなくなる。

以前、このブログで掲載した記事『1人より2人で資産形成した方が効率的だと感じる。』と良く似た私の持論です。

先般の記事の概要は、
「お金・節制・生き方等の価値観が合うパートナーに出合えれば、2人分の能力・アイデアで生活することでき、家計全体の収入向上・経費削減に繋がって効率的」
という、私の持論でした。

今回も結局、論拠は同じなのですが、家族がいれば、
『家族の人数分の人生のイベントを皆で共有体験』するので(嫌でも)、濃厚な時間を過ごせて『暇を持て余すことはない』
ということです。その理由を以下に記載します。
但し、これも全て、私が恵まれた環境にいるから享受できているのだと感じています。子供に授かったこと、妻が専業主婦になれたこと、私の両親が健在であること等々。
だからこそ、早くリタイアして、日本の子供達をサポートする(それは子育て世代をサポートすると言い換えられると思います)活動に移行したいのです。

【子育て繁忙期は0~3歳のみ】
私も若いころは、自己啓発や自分の趣味に時間を取りたくて、子供がいると時間がなくなると思うタイプでした。実際、3人子供がいて自分の自由時間が減ったのは事実です。

ですが、自由のない期間は、長い人生の中で一瞬です。本当に一瞬でした。
自由のない期間は、最初の子の「0~3歳迄」だけです。
但し、私の場合は恵まれていて、妻が専業主婦になったことが大きいです。経済的な問題、また妻のキャリアへの拘り等によって、専業主婦という選択肢がない場合、まったく違う感想になるでしょう。

【子育て繁忙期でも好きなことは出来る】
子育て繁忙期の3年間も、工夫をすれば、自己啓発や自分の趣味も出来ると思います。
私は、国家資格所得の為に予備校に通いたかったのですが、その時間が取れない為、不安もありましたが、通信講座+スクール模試にしました。妻と交代で子供の相手をしつつヘッドフォンで授業や英語を聞く位の時間はありました。

そうやって、子育て繁忙期が過ぎ、幼稚園に入ると時間の制約は一気に減少します。
かわって、成長度合い、習い事、子供同士の問題等での気苦労が増えていきますが、時間的制約はぐっと減ります。そして自分の『遊び相手』になってくれます。

【子供達のイベントは親も興味深い】
小学校に入ると、様々な学校行事・習い事への参加等が増えてきます。これらは原則自由参加なので、自分の都合に合わせて参加が出来ます。

25年も昔に通った小学校という施設に、また足を踏み入れた時、とても不思議な感覚にとらわれました。懐かしい、様々な思い出が頭に浮かびました。
運動会・発表会・授業参観・卒業式等盛りだくさん。全てが楽しい訳ではないですが、子供の頃を思い出させてくれる懐古的なイベントが多く、私には興味深いものが多いです。

【子供達と遊ぶ場所はほぼ無料、帰省がメインイベント】
土日は子供を連れて、近くの公園・アスレチック・プール・夏祭り・子供映画・町内会の習い事に参加するだけで、子供も自分も十分楽しめます。殆どが無料ですし。
子供の勉強も見なくてはいけませんが、これが懐かしくて結構楽しかったりします。難問を解くと子供から尊敬される点も良いです。

夏休みや年末年始の休暇は、お互いの実家へ帰省です。交通費はかかりますが、宿泊代はなし。
食費も掛らず、子供達もおじいちゃんおばあちゃんに会えて大喜びです。

そうやって豊かに過ごしていると、『無駄な出費』は殆どなくなるのです。

ここでいう無駄な出費とは、時間に余裕がある為に、娯楽・レジャー・旅行・外食等に費やす費用のことです。私の周りを見回しても、時間を自由に使える人は、ちょっと失礼な言い方で恐縮ですが、「暇つぶしの費用」をかけていると思います。彼らが『海外旅行』に毎年行くのも、心の底から行きたい訳ではなく、家に居てもしょうがないので半ば暇つぶしで行っていると思います。

私も、子供に本当に経験させたい旅行や生活の為であれば、相当な費用をかけます。
教育費もふんだんにかけます(もちろん割引制度は全て使うし、やる気が見えなければ辞めさせる)。
今後、子供が留学したければ私が再び働いてでもさせます。

それらは、彼らの将来の為になる経験ですので、有意義な出費だと思います。
その代わり、単に「楽しかった」だけでは駄目です。楽しいことは学校や家の周りの環境で沢山あります。
旅行や海外での生活には「刺激を受けた、もう一度行って○○を更に経験したい」といった次に繋がる体験をしてもらいたいと思います。

今回も纏まりがないですが、家族がいることで、私の毎日は、無駄な時間もなく充実しているし、新しい目標も見つかりました。勿論、家族が増えれば食費や教育費の負担は大変ですが、費用対効果を考えると、自分たちの人生を豊かにしてくれる効果の方が遥かに大きいと、私は思います。

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