2015年12月12日土曜日

「リタイア準備期間」の活動が、私の会社人生の集大成となる

私は5年後にリタイアをする予定で、その間の5年間を「リタイア準備期間」と位置づけています。

リタイア後は自由に好きな時に仕事をします。会社に所属はせず、既に取得している国家資格でゆっくりと仕事をするつもりです。
基本的には個人で出来る仕事です。高収入を狙う訳ではないので、顧客獲得の営業も不要で、繁忙期だけ週2~3日働くつもりです。年間で100~150万円程度稼ぐつもりです。

こう書くとバラ色のようなリタイアですが、少し不安なことがあります。今の仕事を辞めることを後で後悔しないか、という点です。

私は大学を卒業して今の会社に就職し、会社におけるほぼ全ての分野の仕事をさせてもらえました。1つや2つの分野の業務しかやらせてもらえない同僚が多い中で、私は運が良かったともいえます。
その分、私には今の仕事をやり切ったという感覚があります。
私は過去にやり遂げたプロジェクトで大きな達成感や喜びを得ることが出来ました。しかし今後、今の会社で仕事を続けても、過去の達成感を超えられるような仕事に巡り合うことはないと思います。

逆に達成感より、マンネリ感や会社特有の不合理を感じる度合いの方が遥かに大きくなると思います。勿論、会社にいけば、仲間がいる居場所があり、熟知した仕事をこなすことで自尊心を満足させられる点等はとても大きい利点ではあります。

会社を辞めたことに後で後悔するとしたら、その利点を失うことでしょう。

従って、この5年間のリタイア準備期間では、十分な資産を形成することも大きな目標ですが、それ以上に重要なのは、悔いが残らないように今の仕事をやり切ることと、リタイア後の仕事や活動の基礎を作っておくこと、だと思っています。

私は既に「リタイア準備期間」に入っているので、今の仕事は「生活の為の就労」という位置付けではなくなりつつあります。25年以上に及ぶことになる会社人生に自分なりの意義付けをし、最後の時間を楽しむという感覚です。
もしかしたら、会社人生の集大成を行うには、この5年間では短いとこの先感じるかもしれません。
そういう考えになれば、少しリタイアを伸ばすかもしれません。歳をとったせいか、最近1年が過ぎるのがとても速いのです。5年なんてあっと言う間でしょう。

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